共感 できる ストーリー のポイント5選

文章力, ノウハウ

映画や小説、漫画にドラマ。いたるところに溢れているストーリーの中で、あなたが 共感 できるものってどんなものがありますか?

これは、自分の ストーリー を書く上でも、大きなヒントになります!

Story 1:神話の法則(ヒーローズジャーニー)

ハリウッド映画や人気な漫画によく見られるストーリー展開。(詳細は用語集を参照)

中でも、「【5】 今までにない高い壁にぶち当たる」に位置づけられる 挫折 がミソです。

上手くいってばかりの人を応援したくなりますか?例えば才色兼備、文武両道、完璧な同性が同じコミュニティにいたら、嫉妬しちゃうものですよね。これは、自分との距離を感じてしまうからなんです。

そんな明るい部分を見せるだけではなく、実は裏でこんな苦労をしているんだよ、という所を見せることによって、「同じ悩みを抱えているんだ」「あの人も頑張っているんだな」などと、距離を近く感じるキッカケが生まれます。これが、共感のポイントです。

他にもWeb漫画で恋愛ものを読んでいるとき、ライバルが現れたり、すれ違いが起こったりということがあります。そんな時の読者のコメントを見ていると、「がんばれ〇〇(主人公の名前)!!!」「うわーーー切ない!!(;;)」という言葉をよく目にします。 共感 している証拠ですね。

Story 2:日常の風景や経験

つい「あるある」とうなずいてしまったり、「わかるー!!」と叫んでしまうこと、ありませんか?

例えば、こういうときに幸せを感じるという例で、深町なかさんのイラストがそうだなぁと感じます。

日常を切り取った1枚の中に、ちらっと見えるストーリー。こういうの、いいよね!と 共感 する人が多いというのは、深町なかさんのWORKSから見ても分かると思います。画集のみならず、グッズや小説まで出されているイラストレーターさんって、全体の中でも中々少ないんじゃないでしょうか。この結果は、 共感 を呼び人気になった結果に他なりません。(男性の方には、あまり有名じゃないかもしれませんが^^;)

引用:hono*bono 深町なか artworks

Story 3:お涙頂戴

ドラマや映画で泣いたこと、ありませんか?

私はよーーく、あります。自分のことじゃないのに何故泣いてしまうの?と言えば、やはり感情移入しているんですよね。感情移入とはすなわち共感。英語では感情移入と共感は同じ扱いだそうです。

病気や事故などをテーマにしたお話などでは、自分と同じ状況ではないにしろ、「もし自分が同じ状況だったら・・・」という思考を与えます。そして、自身の大切な人を思い浮かべて、タラレバで共感しているのです。

改めて大切さを実感できると言う意味では、いい気づきを与えられるものですね。

Story 4:ハラハラドキドキ

野球・サッカーなどスポーツ観戦で、なぜあんなにも観客が沸くのでしょうか?

例えばサッカーの勝敗を決めるPKなど、自分が選手でないにも関わらずドキドキしてしまうのです。これは、選手に共感していると言えます。

更には、勝敗を分けるハラハラドキドキに加えて、選手それぞれのストーリーが思い浮かぶというのも1つの要因だと思います。例えばとある選手の引退試合など、最後の打席でホームランを打ってほしい!!・・・だけど三振に終わってしまった・・・。そんな時、会場で涙している人もいるのではないでしょうか?

Story 5:謎

リアル脱出ゲーム、というのが流行りました。ここでは単に謎解き自体が面白い、というのもありますが、謎を解くことでストーリーが繋がって「なるほど!」という感覚を与えることも、人気の要因だと思います。

小説では「イニシエーションラブ」が一時、世間を沸かしました。私も「読み終わった後は必ずもう一度読み返したくなる」という宣伝文句にまんまとハマリ、実際読み終わってみると本当に読み返してしまいました!

読者は何が仕掛けなんだと、疑いながら読み進めます。それが名探偵を疑似体験しているようで面白かったりするのです。

このような謎もので重要なのが、「伏線」です。

これをいかに上手く、気づかれないように紛れ込ませるか。リアル脱出ゲームだと、導入の係員の説明が伏線になっていたりします。一時も気が抜けません(笑)

謎のあるストーリーは、物語に共感するというよりは、読者どうしで共感できる、というのが大きなポイントです。読み終わった後や、脱出した後に、「あれってこうだったよね!」と読者どうし・参加者どうして話題に上げて共感するという、新たな体験を生むのです。

あなたはどれだけ共感しましたか?

共感ポイントを5つご紹介しました!いくつ共感できたでしょうか?

人によって共感ポイントは異なりますが、ターゲットに合わせた共感ポイントを狙うことで、心をガシッと鷲づかみできるでしょう。

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