【第2回】なぜ「バイオリン」を始めたのか?~年齢なんて関係ない!~

マイストーリー

「きっかけストーリー」シリーズ、第2回は「バイオリン」です。元々は歌ばっかりだった私でしたが、楽器も弾くことにしました!

【第0回】なぜ「きっかけストーリー」シリーズを始めたのか?
【第1回】なぜ「ライター」を始めたのか?

いつからバイオリンやってるの?

2015年の9月から。月に1〜2回、クロサワバイオリンに通っています。

やる理由

私がこれをやっている理由は3つです。
①人生通して音楽と触れ合っていたい、その中で何か楽器で表現できるようになりたい
②高校の頃からの憧れ
③大人から始めるという挑戦で周囲の常識を変えたい

キッカケ

これは驚くほどに思いつきです。笑

強いていえば、東京国際フォーラムで FINAL FANTASY のオーケストラを聞いた後、そういえば昔やりたかったなと思い出したのです。思えば、何かしら音楽映像を見ていると、いつもバイオリンに惹かれていました。(嵐のTRUTHや、島谷ひとみの〜Mermaid〜のPVなどなど) 葉加瀬太郎も好きです。

過去

「昔やりたかったな」と思ったのは、私の高校に弦楽部があったからでした。文化祭とかで見られるんですよ。中でも親しくしていた友人がそこに所属していたこともあり、注目していました。

ただ、自分が入ろうとは思っていませんでした。なぜなら、「バイオリンなんて買えない」と思っていたからです。私の家は両親共働きでしたが、そこまで収入も多くないと分かっていましたし、欲しいものをねだるということはほとんどしない子供でした。ましてや、高価な楽器など、ねだれるわけもありません。

そんな感じで親に一切の負担をかけず、大学・大学院は何の迷いもなく国公立へ進み、奨学金で通っていました。大学院なんてバイトも出来ず、奨学金からの月の収入8万円のうち4万円は学費に消え、1万円は寮費に消え、残り3万円で暮らすというギリギリの生活をしていました。(笑)だからか社会人になって、自分で自由に使えるお金ができたので、今までできなかったことを自分で叶えよう、と思うようになったのです。

決断

バイオリンを買ったのは、バイオリンを始めたのと同じ2015年9月でした。

バイオリンを弾きたいと思ったら、まずバイオリンを買わなければいけない。単純な思考でそう思ったけれども、どれを買えばいいかなんてそんな分かるわけもありません。そこで真っ先に思い浮かんだのが、チェロを弾いてた友人でした。(高校時代の友人は遠い所に住んでいたため、あえなく断念)彼女なら、バイオリンに詳しい人を知っているのではないかと思い、知り合いを紹介していただき、楽器屋さんまで付いてきてもらいました。もちろん初対面の方です。

楽器屋といえば御茶ノ水ということで、御茶ノ水のクロサワバイオリンへ行きました。初心者でも弾きやすい「キラキラ星」を教えてもらい、試しにいくらか弾いてみました。その中でも、安価で値段の割に質がいいと言われる12万円の初心者用バイオリンを、即日購入!迷っても分かりませんからね。店の人が良いというならまだしも、クロサワバイオリンの売上が上がっても何の利益もない付き添いの方も口を揃えて「良い」と言うので、きっとそうなのだろうと思いました。

可能性の連鎖

この決断ですが、実はそこでひとつの可能性の連鎖が発生していたのです。

この日、バイオリンを買いに行くために山手線に乗っていたんですよ。そこでたまたま座った目の前に、職場の同僚がいたんです。そこからして偶然も偶然。中々驚きの展開です。だがしかし、これだけでは終わらない。

松葉:「私今からバイオリン買いに行くねん(`・ω・´)!キラキラ」
友人:「え、うちも欲しいと思っててん!付いていっていい!?」
松葉:「え!(゜Д゜)も、もちろん!!(驚)」

という感じで、奇跡的な出会いでもう一人巻き込み、新たな一歩を踏み出す機会に遭遇することが出来ました。いいですね、こういう連鎖。まさかまさかの予想外の展開でしたが、こういう連鎖を生むことが、私の何よりの喜びだったりするのです。

私の行動1つで、誰かの人生に介入する。そして、新たな可能性を生む。これ、本当に幸せです。

苦難

そんなこんなで始めたバイオリン。続ける中での苦難は、まぁーーあります。

練習場所、時間に困る!

まぁ、そうですよね。(笑)
普通の家で弾くのは中々難しい。サイレンサーを付けて、窓を完全に締めて、朝に少し弾くという感じです。シェアハウスのときはルームメイトたちみんなの了承が得られたので、結構自由に弾かせてもらえました。(笑)ありがたやありがたや。それ以外は、カラオケや練習室です。

かなりのマルチタスク!

バイオリンって驚くほどにマルチタスク!!

まず弦を抑える左手だけでも、肘の形、指の形、指を押さえる位置、次の音に移動するための準備などなど。弓を持つ右手も、移弦の時の肘の動作、楽譜に合わせた上下の動き、弓を載せる位置、弓と弦の角度などなど。これを一気に気をつけないと、先生に怒られちゃいます(笑)

ひょーーーーと思いながら頑張ってますが、2年経つと無意識にできるものも増えてきました。継続ってスバラシイ。

力が入りやすい

自分の癖として、腕など身体に力が入りやすいタチなのだと分かりました。これをバイオリンで気づいてから、そういえばPC使っているときも肩に力が入っているなーと改めて気づいたのです。

この時から、気づいたら力を抜くということを習慣にするようにしました。無意識の意識化、大切です。

未来

やる理由の1つ目に、「人生通して音楽と触れ合っていたい、その中で何か楽器で表現できるようになりたい」と書きました。

今バイオリンをやるのは、未来のためです。未来像の中に、やはりずっと音楽に触れ合っていたいという欲求があります。その中で、いつかバイオリン片手にライブに出られるようになったらいいな、と思っているのです。

友人とかと、ちょっとライブしようよーみたいな軽いノリで始めて、それが習慣化していつの間にか毎月ライブやってるような、そんな未来がいいなぁと思っています。

別にプロになりたいとか音楽でお金稼ぎたいとか、そんな想いはまったくないのですが、自分たちで音を重ねる楽しみと、それを届けて聴衆を癒やすことの出来る楽しみを、いくつになっても感じていたいと思っています。

それがバイオリンである必要はないのですが、まずは一番手の掛かりそうなバイオリンから。私は始めてみたのです。

コレ弾けたらカッコイイなー!という、そんな羨望。それが自分で出来るようになったら幸せだなぁと思うのです。

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