【第3回】なぜ「HADO」を始めたのか ~チーム競技で世界を狙う~

マイストーリー

「きっかけストーリー」シリーズ、第3回は「HADO」です。突如現れたこの謎のスポーツ。まさかここまで生活の中に食い込んでくるとは思いもしませんでした。

【第0回】なぜ「きっかけストーリー」シリーズを始めたのか?
【第1回】なぜ「ライター」を始めたのか?
【第2回】なぜ「バイオリン」を始めたのか?~年齢なんて関係ない!~

これが書きたいなぁと思ってこのシリーズを始めたといっても過言ではない。いま「わちゃごな☆ピーポー」というグループに所属して、「HADO」に真剣に取り組んでいます。

HADO(ハドー)とは?

HADOとは最近流行りのARスポーツです。
一見ゲームに見えますが、スポーツです。楽しいだけでなく、なかなかいい運動になります。これからきっとHADOのような「テクノスポーツ」が公式なスポーツとして取り扱われるのではないかと期待しています。

「エナジーボール」と呼ばれるかめはめ波のようなビームで、相手の目の前に出現している「ライフ」と呼ばれる羽の形をした的を壊します。4枚のライフがなくなれば1点加算。相手を倒した数を競い合うスポーツです!


HADO SUMMER CUP 2017 決勝トーナメント」より

ここで豆知識。

ARは拡張現実、VRは仮想現実。よくごっちゃになるんですよね。ARは現実世界に仮想的な物体を表示させているもので、VRは仮想空間に入り込むもの。HADOは現実の世界にエナジーボールやバリアが出現するので、ARなのです。

やる理由

私がこれをやっている理由は3つです。
①「チーム」を学びたい
②世界一を目指す
③楽しすぎる

キッカケ

HADOとの出会いは2016年。友人に誘われたのがキッカケです。第一印象は「何それ面白そうやん」。

しかもいきなり試合に出ました。その名も「HADO WORLD CUP」。熱いじゃないですか、世界が狙えるなんて。何でも一番は嬉しいもの。それが日本を越えた世界だなんて。挑戦できるチャンスが目の前にあるならば、迷うことは無いですよね

チームメンバー5人を何とか集めて、練習ほぼ無しで望んだ試合でしたが、もちろん負けました。
でもそれで終わりじゃなかった。

転機

半年以上経ったある日。もうHADOのことは忘れていたときでしたが、その試合で知り合った方と練習をする機会がありました。そのチームは、決勝トーナメントに進んだチーム。その人たちと練習をした時に「上手い」とセンスを買われてスカウトいただきました。

これはマジで世界を狙えるのかもしれない、と思いました。

決断

チームに入るか否か。入るならば練習があります。しかし幸いにも、夜遅い時間ばかり。他の予定とは被りません。運動も定期的に始めたいと思っていたところでした。

世界を狙えるなんて、そんな機会はそうそうあるもんじゃない。そう思うと熱いものが湧き上がってきます。
そして何よりも、私は「チーム」というものの中で学びを得たかったのです。1日悩んだ結果、受けることにしました。
週数回走るのと、週1回HADOするのとでは時間はあまり変わらない。ならば、運動できるだけでなく「世界」という付加価値のある領域に挑戦しようじゃないか、ということです。

自分が「上手い」と言われるものは、伸ばした方が幸せになれる。そう思って、私はHADOを始めました。

過去

今まで私は1人で動くことが得意でした。逆に集団行動は得意じゃない。誰かに任せるよりも自分でやる。

一人っ子だからか、どこに行くにも一人でも躊躇しません。それもあると思います。

そしてもうひとつ引っかかっていたことがあります。それは、今までチームと言う経験が未熟だったということ。部活はテニスでした。2人で戦いますが、チームとは少し違う。なんとなく、バレー部やバスケ部など、団体競技にあこがれていました。チームメンバの繋がりや、真剣なぶつかり合いなど、そういうのを求めていたのかもしれません。

会社でも今まで個人プレーが多い環境でした。
しかし、何か自分で始めるならば、そんなチームワークも今後必要になってくると思うのです。
相手を分析し、的確に判断して、戦略を練る。

1試合80秒で何度もトライ&エラーを繰り返せるHADOは、チームの動かし方を学ぶには適していると感じました。

苦難

こうしたいのにできない。もちろんそういうこともあります。だからこそ必死に練習してるのです。

しかし、苦難というほど、辛くない。こんなに練習が多いのに、「行きたくない」と思うことはほとんどありません!むしろ楽しくて、体調悪くても行ってしまうほど。それが苦難とも言える。笑

その場所でしかできないスポーツだからこそ、イメトレも大切にして、実践で試す。
もっともっと上手くなりたい。その一心です。

HADOで経験できた珍しいあれこれ

このHADO、注目されているだけあって、私たちもいろんなメディアに取材いただきました。

Yahoo!ライフマガジン

こちらはチームで取材されたもの。最後にチラッと映っています。
漫画でHADOについて説明しているので、とても分かりやすいですよ!

【漫画】波動拳が撃てる!ARスポーツ「HADO」が楽しすぎた - Yahoo!ライフマガジン
手のひらからビームを放ち、敵と戦うーー。誰もが一度は憧れた、幼少期の夢をついに現実の世界で実現できる時代へ。AR(拡張現実)技術を用いて、まるで漫画やアニメのような対戦バトルを楽しむ超近未来のスポーツ「HADO」を漫画家・福島モンタが体験レポート!

日本経済新聞

こちらは私だけ実名掲載(なんと)

運動×仮想現実 大人誘う 空中回廊、自転車で駆ける
 拡張現実(AR)や仮想現実(VR)などデジタル技術を生かした新たなスポーツが次々と生まれている。既存のスポーツにデジタルならではの特殊効果を加え、年齢や運動能力を問わずにゲーム感覚で楽しめて運動にも

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PV映像

なんと、HADO WORLD CUP 2017 に出場するファイナリストとして、PVも撮影していただきました。わちゃごな☆ピーポーは、実は私以外みんなダンサー。なのでダンス未経験の私の悪足掻きが見えます←

インタビュー

【HADO WORLD CUP 2017開催直前!】
「俺たちは強い!」と豪語する、ダンサー集団・わちゃごな☆ピーポーの戦略

【HADO WORLD CUP 2017開催直前!】「俺たちは強い!」と豪語する、ダンサー集団・...
1 世界が注目するARスポーツ『HADO』の世界大会<HADO WORLD CUP 2017>が12月に開催。Qeticでは今年の大会に向け、個性溢れる3チームに連続取材を敢行。第三回はダンサーを中心としたメンバーが集まって結成された4人組、わちゃごな☆ピーポーのKodaiさんを除く室前...

インタビューまでされるとは、オドロキです。

民放

11/16のmeleap主催ガチ練習会で、フジテレビの「ニュースα」の取材も入っていました。まさかの民放デビュー!?まだ放映日不明ですが、ワクワクです!

衣装

HADOの試合では、みんながみんなコスプレといいますか、衣装をちゃんと仕立ててきているチームがほとんどです。2016年のチームではセーラーマーズで出場し、2017年の今年は特注で作ってもらった「ジャパニーズ忍者」のような衣装を着ています。視覚的にも面白い大会ですね。

未来

2017年12月3日には「HADO WORLD CUP 2017」が控えています。

今年は名前の通り、世界から強豪がやってきます。それでも絶対に勝ってやる!!!そんな強い想いがあるから、メンバーみんな真剣で、心をひとつにして取り組めます。

いつまでできるか今はまだ分からないけれど、出来る限り挑戦し続けようと思います!

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