私の場合はこう書いた! プロフィール の 例 を大解剖!(3)
「私の場合はこう書いた! プロフィール の 例 を大解説!(1)」
「私の場合はこう書いた! プロフィール の 例 を大解説!(2)」の続編をお送りします!
いろんな方から、「ためになる!」「めっちゃ参考にしてます!」と言っていただいています^^
こういう言葉いただけると、ほんと嬉しいですね。もっと書きたくなります!
では、本日もいきます!(σ・∀・)σチェケラッチョ
ポイント4:3W3Hを盛り込め!
プロフィールの目的は個人に興味を持ち、信用してもらうこと
口頭でする 自己紹介 と サイトに載せる プロフィール では、メインで話す内容が異なります。もっと分かりやすく言うと、それぞれの目的は以下のようになっています。
自己紹介 :話し手が与える価値に興味を持ってもらう
プロフィール:書き手に興味を持ち、書き手の与える価値を信用してもらう
自己紹介を聞く人は、「共通の話題があるかな?」「自分の悩みを解決してくれるかな?」などのように、「この人って私にとって価値あるのだろうか?」というスタンスで聞いています。
一方サイトに訪れた方は、サービスについてはある程度興味を持った上で、では「この人ってどんな人なのだろう?」「提供している価値は信用できるのだろうか?」と、サービスの購入を検討するために個人を知り、信用することを目的に読んでいるのです。
興味をもつため・信用するための疑問詞 3W3H
個人を知り、信用しようとするとき、いろんな疑問が思い浮かぶと思います。
疑問詞には、what、when、where、who、whom、why、how、how much、how many などがありますが、これをそれぞれ見てみましょう。
what:
・どんな価値を持っているの?(個人に対する興味・サービスに対する興味)
when:
・いつから始めたの?(個人に対する興味)
・いつサービスを受けられるの?(サービスに対する興味)
where:
・どこ出身なの?どこに住んでるの?(個人に対する興味)
・どこでサービスを受けられるの?(サービスに対する興味)
who:
・あなたは誰なの?(個人に対する興味)
whom:
・誰にサービスを提供しているの?(サービスに対する興味)
why:
・なぜサービスが生まれたの?なぜサービスを提供しているの?(個人に対する興味)
how:
・どのように始めたの?(個人に対する興味)
・どのようにサービスを受けられるの?(サービスに対する興味)
how much:
・いくらでサービスを受けられるの?(サービスに対する興味)
how long:
・どれくらい提供し続けているの?(個人に対する興味)
・どれくらいサービスを受けるのに時間がかかるの?(サービスに対する興味)
how many:
・何人に提供してきたの?(個人に対する興味)
「サービスに対する興味」は「サービス紹介」で述べるから除外し、「個人に対する興味」のみを抜き出します。
what:
・どんな価値を持っているの?
when:
・いつから始めたの?
where:
・どこ出身なの?どこに住んでるの?
who:
・あなたは誰なの?
why:
・なぜサービスが生まれたの?なぜサービスを提供しているの?
how:
・どのように始めたの?
how long:
・どれくらい提供し続けているの?
how many:
・何人に提供してきたの?
これを図にまとめてみました。
who
まず、様々な疑問詞がありますが全体を現すのが「who」です。「あなたは誰?」というのは、「名前+その人となり」を表すものですが、名前はもちろん書くとして、その人となりは who 以外の疑問詞に対する回答を集めたら表現できると思います。つまり、「who」は名前を書くということだけを考えておけば大丈夫です。楽勝ですね。これは敢えて言う必要もないので、3W3Hには入れていません。
where
これも3W3Hには入れていません。なぜなら出身地や住まいはビジネスに直結しないからです。ただケースバイケースで、地域活性化の場合ならその場所をフィーチャーさせる必要がありますし、店舗のある地域を特筆したい場合もあるかと思います。なので、基本は必須ではありませんが、場所が大切なビジネスをされている方は入れておきましょう。
この2つを除く、残ったものが3W3Hです。
what
サービス紹介は別途設けていると思いますので、プロフィールで詳細を書く必要はありませんが、それでも最小限の情報は必要です。それは、「サービス名」「サービス概要」「価値」です。何をする何と言うサービスで、それを受けることでどうなるのか。これらを分かるようにしておくことは、大切です。それが後述の why にも繋がることでしょう。
when
when を書くことは、興味だけでなく信用も持たせることができます。
いつからその仕事やってるの?と聞かれて、「1ヶ月です」というのと「5年目です」というのでは、後者の方が信用できますよね。長年携わっている人には、プラスの要素になります。
他の見方では、開始した年齢を書くことによってまた別の印象を与えることができます。「18歳から」など極端に若い場合は、「そんな若い頃から考えていたの!」と良い意味で驚かれますし、「50歳から」という場合も「その歳からチャレンジしてすごい!」と、同年代の方々に希望を与えることにも繋がりします。
「入社3年目のとき」などと書くと、「それくらいで色々考えるよねー」と共感を得られることもあるでしょう。
もしどのように書いてもマイナス要素にしか見えない!という時は書かないのも手ですが、なるべくプラス要素の情報を見つけるように心がけましょう!
why
次に、何故そのサービスは生まれたのか。何も無いところからサービスは生まれません。何かしら「願望」があり思考をめぐらせ、サービスを提供しようという「行動」に移ったはずです。そのきっかけとなる「願望」がストーリーを作る鍵となります。
そして実はもうひとつある why。「何故始めたのか」だけでなく、「何故提供し続けるのか」というところにもwhyがあります。継続とは、そんなに簡単なものではありません。それでも続けるのは、その先に描いている「夢」があるからではないでしょうか?つまり、そのサービスを提供することでどうしたいのか、どうなりたいのかということを明らかにしましょう。(この中に「誰をどうしたい」という whom を入れておくべし)
how
why の次に気になるのが、この how です。何故始めたのかという「願望」は、どうやって始めたのかという「行動」に繋がります。というのも、「私の場合はこう書いた! プロフィール の 例 を大解説!(2)」でお話した、このストーリーループがあるからです。
ストーリーとは、端的に言うと「願望⇒行動⇒結果⇒気づき」の繰り返しです。
また、私が一番伝えたいのは、この how なのです。なぜなら、how を知ることができれば、真似ることができるからです。つまり、「こうすればできるんだ!」と読み手に可能性を感じてもらえるキッカケになるのです。これを伝えることで、あなたのようになりたい人ならば、きっとすぐに会いに来るでしょう。「もっと詳しく聞かせてください!」と。
文字数の問題もありますし100%すべてを書ききれないとは思いますが、それでいいのです。ほどよく美味しいところを見せて、その裏の隠し味は隠しておいて下さい。その香りがあることで、「もっと見たい!」「もっと聴きたい!」という気持ちが湧き上がるのです。
how long
期間を表すこの言葉は、信用を得るサポートをしてくれる大切なお役目を持っています。 when と近しいですが、「1年間」よりも「10年間」、長さを表すことがプロフェッショナル感を助長してくれます。継続に勝るものはありません。継続しているモノを持っている方は、どんどん自信を持って下さい!
how many
量を表すこの言葉も、信用を得るために重要なモノ。ここでは事実をいかに魅力的に伝えるか、ちょっとしたカンタンな計算を使って考えてみて下さい。
例えば、毎週イベントを企画しているあなたは、週に1回10人を集めているとします。
例1:「週1回10人が参加するイベントを開催しています」
これをそのまま言うと、ふっつーーーすぎません?
なので、how long と組み合わせて、最強の武器を作ります。仮に、このイベントを5年継続しているとしましょう。
例2:「5年間で累計2600人を集めたイベントを開催しています」
1年間でおよそ52週間あるので、1年で520人を集めていることになります。それを5年間継続しているので、520×5=2600 となるわけです。桁が違うだけで「おぉっ!」となりませんか?何も嘘をついていないどころか、誇張すらしていないですし、堂々と自信を持てる事実です。
累計、あなどれません。