改行の取扱説明書~あなたの改行、正しいですか?~

文章力, ノウハウ

改行は多すぎても少なすぎても読みにくくなってしまいます。この塩梅が難しいものです。

なので、最低限まずはここで改行すれば間違いないという基準をまとめてみました!

改行をすべき場所

話題が変わる前

夏休みに屋久島へ行ってきました。

交通手段は、羽田から鹿児島まで飛行機、鹿児島から屋久島まで高速船を使いました。もちろん屋久島にも空港はありますが、関東からだと鹿児島乗り換えで少し割高なんです。ちなみに関西からだと飛行機で直通便があるようです。

今回のお宿は安房近くのホテル屋久島山荘にしました。というのも、縄文杉コースの出発地、屋久杉自然館が一番近かったからです。

こちらの例では、以下の3つの話題に分かれています。
・旅行先について
・交通手段について
・宿について

今何について話しているのかが分かりやすいように、別の話題になったら改行を入れましょう。

接続詞の前

「まず」「そして」「最後に」などの順序を表す接続詞や、「しかし」などの逆説を表す接続詞の前には、改行を入れると展開が分かりやすくなります。

まず、◯◯◯…

そして、◯◯◯…

最後に、◯◯◯…

時間軸が変化する前

過去に遡って話をする時など、時間がジャンプする場合はその前に改行を入れます。

私の趣味はサッカーです。地元のサッカーチームに所属しており、先日大会で優勝しました。

小学生の頃、◯◯◯…

文中改行のデメリット

文章が長いと、ついつい文中のキリの良いところで改行してしまいがちですが、以下の場合には注意が必要です。

文章が長いとついついキリの良いところで改行したくなってしまうのですが、
以下の場合には注意が必要です。

一見何も問題がなさそうな例。

PCでは横幅が広いので1文目が自動改行されずに見られると思います。ですが、モバイル端末だと横幅が狭いので以下のように1文目が自動改行されてしまう可能性があります。

文章が長いとついついキリの良いところで改行したくなってしまうの
ですが、
以下の場合には注意が必要です。

こうなってしまうと、文中で改行している意味があまりありません。

特に長い1文の中における改行は、デバイスごとの自動改行の位置を意識する必要がある、ということです。

文中で改行するなとは言いませんが(実際私も使っています)、使うときは気にしておいたほうが良さそうです。

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