共感 を生む最大の 秘訣 は「 きっかけ 」 ストーリー
ストーリープロモーションのセッションではとても大切にしていることがあります。
それが、「きっかけ」です。
自己紹介 を作るにしても、プロフィール を作るにしても、サービスの紹介文を作るにしても、未来や現在の元となる過去に潜んでいる「きっかけ」=「why」を必ず聴きます。
それは単純に私が気になるからというだけではなく、この「きっかけ」が 共感 を生むからなんです!
きっかけのない夢や動機は説得力がない
就職活動を一度でもしたことがある人は、きっと書いたであろうエントリーシート。
その中で志望動機を書く欄がありますよね。
志望動機で最も重要なのは、ここで説明する「きっかけとなる経験」です。いくら立派な「成し遂げたいこと」を語ったとしても、経験に基づくものでなければ何の説得力もありません。例えば、旅行で海外に行ったことのあるだけの人が、「海外で仕事がしたい」と志望動機で話してもまったく説得力がないでしょう。
大切なのは、「なぜそう思ったのか?」というきっっかけなのです。
私の夢は「可能性を広げる」です。
これの理由は私のプロフィールにつらつらと綴っていますが、簡単にいうと「やりたいと思っていても動けていない人がたくさんいる」という所感と「自分の経験を発信したことで人を動かすことができた(=可能性が広がった)」という経験が土台になっているのです。
夢を大きく言うことはできます。
しかし、大きければ大きいほど、信じることは難しいのです。だって、「世界平和」と言っても、一般人の私生活からかけ離れているのですから。そのギャップを埋める「きっかけ」が分からないと、なぜそこに到達したのか、わかりませんよね。
「私」たちには、自分自身を他者の立場にあるものと想像し、その苦しみをある程度、共に感じる能力が備わっているが、自分自身が実際にその人とおなじような体験をしていないのであれば、その「共感」はかなり限定されたものである。
例えば、「お金がない」という共通の悩みがあったとしても、そのきっかけが異なれば、共感はできません。
だって、「会社が倒産して借金まみれになった」人は、同じ境遇の人に共感することができますが、「ギャンブルで使いすぎて借金まみれになった」人には共感できませんよね。
特に苦しみという経験は、強大な共感ポイントになります。開示することに抵抗はあるかもしれませんが、思い切って伝えることで、同じような境遇の人とより深い仲になれる可能性が高いのです。
きっかけを見返すことで、初心にかえる”きっかけ”にもなるので、改めてご自身がなぜいまソレをやりたいのか、きっかけを思い返してみてください^^